筆記具の収納方法!筆記具メーカーだからこそ語れる、ペンの収納のコツ
筆記具はきれいに収納しないとすぐに散らかってしまいます。どのように収納すれば使いやすく整うのかお悩みの方も多いのではないでしょうか。筆記具はコツを押さえて収納すると、整理整頓され使いやすくなります。
本記事では筆記具メーカーだからこそ語れる、上手な収納方法を紹介していきます。筆記具の収納方法で失敗経験がある方やお悩みの方はぜひ参考にしてください。
一般的な筆記具のサイズをチェック
収納をはじめる前に筆記具のサイズ感と収納時の注意点を把握しておきましょう。サイズ感を把握すると、収納ケースの購入時にイメージしやすくなります。また保管方法を誤るとペンが使えなくなってしまうことがあるので注意してください。
【ボールペン】
ボールペンはノック式タイプと、キャップ式タイプがありますが、
ノック式は全長140mmぐらい、キャップ式は少し長くて150mmぐらいのものが多いです。
ノック式タイプは保管する際にペン先をしっかり本体に収めることが大切です。キャップ式タイプはキャップがしっかり閉まった状態なのか確かめて収納してください。
【蛍光ペン】
蛍光ペンのサイズはボールペンよりは短めで135mmぐらいのものが多いです。
インクが乾いてしまう可能性があるため、キャップ式タイプは必ずキャップをした状態で保管してください。
【油性マーカー】
油性マーカーは140mm前後のものが多いです。
水性の蛍光ペンよりもインクが乾いてしまう可能性があるので、キャップをしっかり閉めて保管しましょう。
筆記具を上手に収納するコツ
筆記具の上手な収納にはコツがあります。収納後、再度散らかってしまわないよう、コツを押さえて収納することが大切です。筆記具を上手に収納するコツは次の4つです。
- 種類ごとに分ける
- サイズごとに分ける
- 色別に分ける
- 目的別・働き方別に分ける
種類ごとに分ける
種類ごとに分けるとは、ボールペン・シャープペン・サインペン・マーカー・ハサミ・消しゴム・クリップなどの文房具アイテムをカテゴリー別に分けて収納することです。
種類別に分けると探しやすくなり、作業効率が上がります。例えば「黒の油性ペンどこにあるかな?」と探して、見つけられずに購入した後に見つかったという経験はありませんか?種類ごとに分けると在庫管理もしやすくなります。また同じようなアイテムが集まることですっきりします。
サイズごとに分ける
サイズごとに分けるとはペンを収納するとき、同じ長さのアイテムをまとめることです。
サイズがそろうと収まりが良くなり、整って見えるため見た目がきれいになります。ペンのサイズが不ぞろいになっていると、違和感があり整って見えないのです。そのため特に見せる収納にする場合は、ペンのサイズ感を意識すると良いでしょう。全て同じサイズでそろえることは難しいですが、サイズ感を意識して分けるだけでも整って見えます。
色別に分ける
色別に分けるとは、ペンのインクや見た目の色別に分けて収納することです。
色別に収納するとペンを探しやすくなり、自分が持っているカラーペンを把握できます。色別はとても分かりやすいので、使った後も戻す場所がどこなのかわかりやすく、きれいな状態を保ちやすくなるメリットも。
そして色別に分けると華やかでかわいい文房具コーナーを作ることも可能です。「とにかくかわいくテンションを上げたい」そんな時には暖色系の黄色・オレンジ・赤系を一番見やすい位置に置くのがおすすめです。「ちょっとクールで落ち着いた雰囲気にしたい」こんな気持ちのときは、寒色系のブルー・パープル・濃いグリーン系をメインに置いてみましょう。
筆記具メーカーだからこそ語れるペンの収納のコツ
筆記具の収納は目的別・働き方別に分類して収納する方法もあります。筆記具をきれいに収納するだけではなく、自分のライフスタイルに合わせた文房具の収納にすると、効率が良くなるメリットがあります。自分の優先したい筆記具の使い方は何なのか?目的別と働き方別で紹介します。
目的別に分ける
目的別とは自分がよく使う用途に合わせて、分けて収納することです。用途に応じて分けておくと、迷わず必要なものをすぐに使えるメリットがあります。
例えばボールペンを使うとき、手帳には極細ボールペンを使いたいけど、メモするときは目立つよう太めの文字が書けるボールペンを使いたいなど、用途に応じて使い分けていることはありませんか?それぞれ必要なアイテムを、必要な分だけまとめておくことは、無駄がなくなり作業効率が上がります。
目的 |
収納のコツ |
勉強する |
いつ、どこでも勉強ができるよう、勉強用の筆記具はペンケースにまとめるのがおすすめです。勉強中にペンを探すことや、どのペンを使うか悩むと集中力が切れてしまうことがあります。悩まず必要なものを瞬時に取り出せる収納が大切です。 |
メモする |
小さなボックスやペンたてに、メモや付箋とペンを一緒に収納しておくと良いでしょう。すぐにメモできるよう、見える場所に置いておくことがポイントです。 |
子どものお絵描き |
子どもが自分で筆記具を出して片付けられるよう、大きめの箱や一つの引き出しを使ってペンや色鉛筆をまとめて入れましょう。わかりやすいように収納場所も一カ所にまとめることがポイントです。 |
家族別・趣味別に分けたい |
家族や趣味など別々に筆記具を分けたい場合は、ファスナーつきクリアケースに入れて収納する方法がおすすめです。中身が見えるので誰のものか、何用かわかりやすくなります。ケースのサイズは統一することがきれいに見えます。A6サイズくらいが筆記具にはおすすめです。 |
家計簿 ・手帳・日記を書く |
家計簿・手帳・日記を書く際に、たくさんのペンやシール、マスキングテープ、スタンプなどを使う人にはワゴンを使った見せる収納がおすすめです。 見せる収納は書くモチベーションを上げてくれます。ワゴンには筆記具と一緒に手帳やノートも収納できるので便利です。 |
日々の生活で筆記具を使うタイミングはいつなのか?一人で使うのか?家族と共有して使うのか?自分の優先したい目的を考え収納方法を工夫してみましょう。目的別に筆記具をまとめると、使いやすさが格段にアップします。
働き方別に分ける
働き方別に分けるとは自分の働き方に合わせて、文房具を収納することです。
現代では働き方が多様化しており、筆記具の持ち運びも収納場所も人それぞれです。自分に合った文房具の収納にすると利便性が上がり、仕事がはかどります。またオフィスなど人前で文房具を使うときには、収納方法が整っている方が、相手に対してきちんとした印象を与えられます。自分に合った文房具収納にして仕事の効率化をはかりましょう。
働き方と筆記具を使うポイント |
収納のコツ |
社内で筆記具を使うことが多い |
デスクで仕事をすることが多い場合、一番使う一軍の筆記具はペンたての使用がおすすめです。 必要なものだけを厳選してペンたてを使用し、その他の筆記具はデスクの引き出しにトレイなどを使って収納しておきましょう。 会議などのために、小さめの筆箱を用意することもおすすめです。席を離れて仕事をするときは、ペンたての一軍筆記具をペンケースに入れて持ち歩くと良いでしょう。 |
移動が多く出先で筆記具を使うことが多い |
出先で筆記具を使用する場合、クライアントの前など人から見られることが多いことが予想されます。より美しく収納をわかりやすくするにはペンケース選びがポイントです。 おすすめはスリムなラウンドファスナータイプのペンケースです。ペンケースを開いた両側に筆記具を並べて収納できるため、見た目も美しく、コンパクトに持ち運びが可能です。 |
フリーアドレスオフィス |
フリーアドレスのオフィスでは、自立するポーチ(小物収納ケース)がおすすめです。 必要な筆記具に加え、電卓やホチキス、付箋などの事務用品など、仕事に必要なものをまとめて収納しておくと便利です。 |
在宅勤務 |
在宅勤務の場合、仕事のスペースが確保しにくい場合もあるためスリムなデザインのぺんたてをセレクトしましょう。 |
コワーキングスペースやカフェで仕事をする |
使用頻度の高い筆記具は小さめのペンケースに入れ、その他は別のポーチなどに分けて収納すると良いでしょう。ポーチは中身がわかりやすいようにクリアタイプや仕分けスペースが多いものがおすすめです。 |
働き方別の収納は、仕事に集中できるように文房具を使いやすく収納する方法です。仕事中にお気に入りの文房具がきれいに収納されている状態を見ると、仕事へのモチベーションアップも期待できます。
筆記具の収納方法
筆記具はトレーや箱、ペン立てなどを使用して収納すると、使いやすく整理整頓できます。筆記具を横置きにするのか縦置きにするのかは、筆記具を収納する場所を決めて自分に合った方法で収納しましょう。具体的な収納方法を紹介していきます。
横置きで収納する
横置き収納はトレーや箱などに入れて、わかりやすく分けて収納する方法です。
横置きは小さな複数の引き出しに分けて入れる方法や、小さなボックスに入れて積んで収納する方法、大きめの箱や引き出しに複数のトレーを使用して収納する方法があります。
横置きで大切なポイントは、浅めのトレーや箱を選ぶことです。深さのあるトレーなどは、たくさん入れられますが、入れすぎてしまい何があるのかわかりにくくなってしまうためです。きれいに収納されていても下の方に埋もれてしまうと、探せないことになりかねません。浅めで筆記具に合わせたサイズ感のトレーを選びましょう。引き出しや箱に入れる場合は、ラベルで名前を付けると、よりわかりやすく収納できます。
縦置きで収納する
縦置きはペン立てなどに筆記具を立てて収納する方法です。日常的に使用する筆記具をペンたてに立てて収納すると、すぐに使えるのでとても便利な収納方法です。
最近ではペンたての種類が豊富にあります。仕切りがついているタイプや、筆記具以外の文具を入れられるスペースのある大きめサイズもあります。ペンたて以外にもお気に入りのマグカップやコップなどを使うのもおすすめです。
小さめのペンたての場合最低限の筆記具を入れてすっきり収納します。大きめサイズのペン立てに多くのペンを収納するときは、前に紹介したペンのサイズ感を意識して収納すると、量が多くてもまとまって見えます。
引き出しに収納する
引き出しは自分のデスクやキッチンの引き出し、リビングの引き出しなど、筆記具をよく使う場所の引き出しを選びましょう。使いづらい場所へ決めてしまうと、引き出しの場所まで行くことが面倒になってしまい、使わなくなってしまうことがあります。収納する前に、どこで一番筆記具を使うか考えましょう。
引き出しの収納のポイントは、全体が一目でわかるような収納にすることです。引き出し収納では基本的に筆記具を横置きするため、トレーを使って仕切るときれいに収納できます。トレーは筆記具のサイズ感を考慮して複数用意しましょう。トレーを使いラベルで筆記具の名前を付けると、筆記具の住所が明確になります。筆記具の住所が決まると片づけやすくなるので、きれいな状態をキープできます。
筆記具を上手に収納しよう!
筆記具はきちんと収納しないと、どこに何があるのかわからず散らかった状態になってしまいます。
大切なことは自分に合った方法で収納することです。整理整頓しても、自分に合っていない収納方法ではきれいな状態を保てなくなります。
まずは自分が筆記具を収納するために、何を優先するのかを考えましょう。「仕事での使いやすさ」「家族みんなが使いやすい収納」など収納の目的を明確にすると、収納後にリバウンドしにくくなります。
今回紹介した上手に収納するコツを踏まえて、それぞれの生活スタイルに合わせた筆用具の収納をしてみてくださいね。