バースデーカードはボールペンでおしゃれに手書きしよう!
手書きのバースデーカードは特別感があり、とてもあたたかみがあります。しかしバースデーカードを手書きすることを、難しく感じてしまう方もいるのではないでしょうか。バースデーカードは、ボールペンやマーカーペンを使えば、簡単におしゃれに仕上げられます。
本記事では絵が苦手でもペンでかわいくバースデーカードを書ける方法、シールやスタンプを使ってデコレーションする方法など、具体的な例を上げて紹介していきます。
大切な人へ気持ちのこもったバースデーカードを手書きでかわいくオシャレに仕上げましょう。
手書きのバースデーカードがおすすめの理由
手書きのバースデーカードをおすすめする理由は、手書きの文字やデザインでしか伝えられないあたたかみがあるからです。カードを贈る側にとっては相手への愛情や感謝を伝えやすく、受け取る側にとっても、手書きのバースデーカードは印象に残りやすく大切な思い出になります。手書きバースデーカードは特別なカードだからこそ、大切に保管され見返してもらえる機会も多くなることでしょう。
手書きのバースデーカードは1からデザインを考えて、自由に装飾できます。ペンだけではなく、シール、スタンプ、マスキングテープなどを使うことで世界にたったひとつだけのカードが出来上がります。少し手間はかかりますが、大切な人へのカードだからこそ、その時間さえもワクワクしますよね。カードを贈る側と受け取る側のどちらもハッピーになれるのが、手書きのバースデーカードの魅力です。
手書きのバースデーカード例
デザインの幅が無限大の手書きバースデーカード。「絵が苦手」「字がうまく書けない」こんな風に考えている人も多いのではないでしょうか。ペンだけでかわいく書けるバースデーカードの例と、シールとスタンプでアレンジした例を紹介します。
絵が苦手でも書ける!バースデーカード
【例1】
単色のペンでシンプルに「HAPPY BIRTHDAY」と書く方法です。カラフルに文字をアレンジするのもPOPでかわいくなりますが、1色だけで書くと洗練された大人の雰囲気になります。単色使いはシンプルにまとまるので、目上の人や男性、相手の好みがわからないときにおすすめの書き方です。
単色でオシャレに見せるポイントは、異なる太さのペンを使用し文字に強弱をつけます。細いボールペンや少し太めのボールペン、マーカーペンなどを使うのがポイントです。
カードのメインとなる「HAPPY BIRTHDAY」はマーカーペンを使い、カードの中央のやや上の位置に書きます。英字はブロック体で書くとコロンとしたかわいい雰囲気になり、筆記体では大人っぽくスタイリッシュな印象を与えます。その下にはボールペンでメッセージを書きましょう。
次に文字の周りに装飾します。マーカーペンより細いタイプのペンを使うと中央の文字が際立ってみえます。
文字を囲むように放射状に線を書くと、立体感が出て簡単にオシャレに見せられます。ハートや星などの簡単に書きやすいマークを周りに散らして書くとかわいく見せられるので、試してみてくださいね。
【例2】
パステルカラーと風船のイラストでやさしい雰囲気に仕上げるカードです。ふんわり系のイメージなので、家族やお子さんへ渡すカードのおすすめの書き方です。
パステル系のマーカーペンと黒のマーカーペン、黒のボールペンを使用します。まずカードの上側にはマーカーペンで「HAPPY BIRTHDAY」を書き、カードの下側には風船を複数並べて書きます。風船はお祝いカードで多用されているイラストであり、実はとても簡単に手書きが可能なので絵が苦手な方にもおすすめです。
風船は黒の細めのペンを使って風船本体の丸を書きます(少し縦長を意識する)。次に丸の下に小さな三角を書き、三角の下に風船のヒモ部分を1本線で書き加えます。最後にパステル系のカラーペンで風船の色を塗ると、かわいい風船の完成です。マーカーペンだけで風船を描くより、黒ペンで枠を書いて色を塗ったほうが、メリハリがついてより鮮やかに見えます。
【例3】
「HAPPY BIRTHDAY」をケーキに見立てて書くバースデーカードです。ケーキのカラーを変えれば、年齢や男女問わず贈れるデザインです。
カードを書くときは太めのカラーマーカーペンと、細すぎないボールペンを使います。ケーキのクリームが流れているように書くと動きが出て見えますが、まっすぐのラインでも十分かわいく仕上がります。
はじめに、カラーの太めマーカーペンでケーキのクリーム部分を3つ描きます。上のラインは短めに、真ん中のラインは上よりも少し長めに、一番下のラインは真ん中のラインと同じ長さにするのがポイントです。ラインは太めに書いて色を塗ったり、二重線で書いたりしても良いでしょう。
次はそのラインの間に文字を黒ペンで書きます。上と下のラインの間に「HAPPY」を、真ん中のラインと下のラインの間に「BIRTHDAY」を書き、一番上にローソクを書いて完成です。
ケーキだけでシンプルに見せてもオシャレなカードに見えますが、ケーキの周りにハートや星のモチーフ、風船などを書くとよりPOPな印象に仕上がります。バースデーカードを渡す人のイメージでアレンジしてみてくださいね。
シールやスタンプを使ったバースデーカード例
【例1】
マスキングテープを使って簡単にかわいくバースデーカードを作る方法です。マスキングテープの種類は豊富なので、男性へバースデーカードを送るときは、無地やストライプのデザインを。女性へ送るときは花柄やドットなどのかわいい柄をチョイスするのがおすすめです。
簡単にアレンジできるのは、ケーキとロウソクです。ケーキをマスキングテープで作るときは、3段か4段のケーキがおすすめ。ケーキは上の段に行くほど短くマスキングテープをきります。ポイントはハサミを使ってきれいにテープを切ることです。一番上のロウソクはマスキングテープを細くカットしてのせるか、手書きで書きます。
ロウソクはマスキングテープをロウソクに見立てて、カードの一番下に並べるようにマスキングテープを貼るのがおすすめです。きちんとしたイメージを出したいときは、マスキングテープを全て同じ長さにカットします。マスキングテープの長さをバラバラにすると、動きがつきアクティブな印象に。炎の部分は手書きでボールペンやマーカーペンを使うと良いでしょう。
【例2】
丸や星、ハートなどのスタンプ、シールを使って簡単にアレンジする方法です。POPな印象になるので、友達や家族、恋人などの親しい人へ贈るのがおすすめです。
カードの中央に「HAPPY BIRTHDAY」を書き、その文字を囲むようにスタンプを押したり、シールを貼ったりします。シールやスタンプはバラバラなサイズを使うと躍動感のある印象に。
メッセージを書くときは、HAPPY BIRTHDAYの文字を小さめに書き、その下にメッセージを書きます。HAPPY BIRTHDAYの文字は、メッセージよりも太めのペンで書くのがおすすめです。
【例3】
花モチーフのシールを丸くかためて貼ることで、ブーケのように見せる方法です。エレガントで上品に仕上がるので、家族や友人はもちろんのこと、目上の人に贈るのもおすすめのデザインです。恋人へ送るときは、花ではなくハートのシールでブーケを作るのも良いですね。シールだけではなく、スタンプでも代用可能な方法です。
カードの中央に花モチーフのシールを、ブーケのように丸くなるように貼ります。花モチーフのシールは、カードを渡す相手のイメージでカラーやデザインを選ぶとよいでしょう。可愛らしいイメージは、ピンク系を。エレガントに仕上げたい時はパープル系もおすすめです。カラフルにすると元気な印象になります。
シールを貼った後は、シールでできたブーケの下にリボンを書きます。太めのカラーペンで描くと良いでしょう。本物のリボンを結びボンドで貼り付けて立体的に見せるのもおすすめです。
リボンの下にははっきりとしたカラーのペンで「HAPPY BIRTHDAY」を書き、一緒にメッセージを添えましょう。
デザインに凝りたい!おすすめのバースデーカード
【例】
凝ったデザインで相手を驚かせたい!そんな方には、画用紙をカットしてプレゼントボックスを立体的に見せるカードがおすすめです。一手間かかりますが台紙から作成するため、完全オリジナルカードに仕上がります。家族や友人、恋人に贈るのがおすすめのカードです。
異なるカラーの画用紙を二枚用意します。ベースになるカラーの方のサイズを決め、カードの内側になる立体的にカットする方の紙はひとまわり小さめにカットします。半分に折りたたみ、折っている側から立体的に見せたいプレゼントボックスのサイズのラインを2本引き、その線に沿ってハサミで切り込みを入れ、紙を開きます。立体的になるように折り目をつけ、ベースになる台紙にノリで貼り付けてカードの土台は完成です。
その後は「HAPPY BIRTHDAY」と大きく書いたり、シールやスタンプを使ったりしてデコレーションします。プレゼント部分はカラーペンを使ってプレゼントのリボンを書くのも良いですが、マスキングテープでリボン部分を作るのも簡単にオシャレに仕上がります。
手書きのバースデーカードにおすすめのペン
手書きのバースデーカードに欠かせないのがペンです。ボールペンはもちろんのこと、ボールペン以外にそろえておくと活躍する、おすすめのペンを紹介します。
マイルドライナー
マイルドライナーはおだやかでやさしいカラーが特徴のラインマーカーです。1本で太字と細字の両方が描けるようになっており、場面に応じて使い分けができます。マイルドライナーの魅力はペンの色味です。カラーバリエーションが豊富で35色あります。やさしい蛍光カラーや少しくすみのある色、あざやかなカラーなど必ず自分好みのカラーに出会えます。
簡単にかわいくデコレーションできるマイルドライナーは、バースデーカードに欠かせないペンです。マイルドライナーの太字の方で、バースデーカードを縁取ったり、文字の下にラインをひいたりするだけで簡単にオシャレ見えします。やさしい色合いなので複数の色を使用してもなじんで見え、イラストに色を塗るときにも活躍します。
マイルドライナーは「ナチュラル」「晴れやか」などのテーマで組まれた5色セットがあります。カラーの組み合わせに自信がない人は、テーマ別の5色セットを選ぶと、悩まずオシャレな色合いでカードを書けるでしょう。
キラリッチ
キラリッチは銀配合のラメ入りインクを使用したマーカーペンです。発色の良いあざやかなあわい色合いに、キラキラ光るラインはゴージャスで華やかさがあります。キラリッチは存在感がありますが、色合いが優しいのでメッセージの文字を邪魔することはありません。ペンのデザインもやわらかな色合いでかわいく、特別感があります。
キラリッチのキラキラとして華やかなカラーは、バースデーカードに相性抜群です。「HAPPY BIRTHDAY」と文字を書くだけでも十分に存在感を発揮します。キラリッチだけを使用して、カード全体をキラキラで華やかにするのも良いですが、部分使いでアクセントに使用するのもおすすめです。
クリッカート
クリッカートは便利なノック式の水性カラーペンです。0.6mmの太さの文字を書けるため、小さな文字も書きやすくなっています。発色の良いインクを使用しているので、存在感のある文字をかけることが魅力です。48色のカラーバリエーションがあるので、自分好みのカラーを選べます。
太すぎず細すぎない文字が書けるので、メッセージの文字を書くときはクリッカートがおすすめ。発色がよく存在感があるので、目立たせたい文字だけクリッカートを使用するのも良いでしょう。文字だけでなく、イラストを描くときも活躍します。ベーシックなブラックに加え、好きなカラーを数本そろえておくと、文字の色を変えたりイラストの色を塗ったりできるので、アレンジがしやすくなります。
サラサグランド
サラサグランドは水性のジェルインクを採用したボールペンです。ビンテージカラーのジェルインクを使用していることが特徴です。ボールペンのルックスは高級感のあるマットな質感にゴールドのクリップを採用。持っているだけで、まるでアクセサリーのような感覚になります。
サラサグランドは、バースデーカードをシックに大人っぽく仕上げたいときにおすすめです。くっきりとした色味ですが、エレガントでやさしい雰囲気はサラサグランドだからこそ。0.5mmの太さの文字を書けるため、小さな文字も楽にかけます。ジェルインクなので、なめらかで艶やかさは、バースデーカードをより華やかに魅せてくれます。
手書きのバースデーカードを贈ろう!
手書きのバースデーカードは温かみがあり、大切な人へ気持ちを伝えられる特別なカードです。
難しく感じる手書きのバースデーカードは、絵が苦手でも簡単にオシャレに書く方法があります。またマスキングテープやシール、スタンプなどの小道具を使ってデコレーションすることも可能。またバースデーカードを彩るのにペン選びも大切です。ペンのカラーやタッチでバースデーカードは驚くほどにイメージを変えられます。バースデーカードを書くのに適しているペンの種類は多くあるので、自分好みのペンを見つけてくださいね。
誕生日は1年に1度訪れます。しかしその年齢をお祝いできるのは人生で一度きり。世界に一つだけの手書きバースデーカードを贈って、大切な人の誕生日をお祝いしてみてはいかがでしょうか。バースデーカードとともに、すてきな思い出になるはずです。