宛名の書き方:国際郵便
エアメールを送る際、普段の封筒の書き方とは異なるため難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。
エアメールは書き方の型を知っておけば、どの国に手紙を出す際にも困りません。
エアメールの書き方だけではなく、エアメールを書くときにおすすめのペンも紹介していきます。
エアメールの宛名の書き方は?
エアメールの宛名は、紙面を4分割した中心から右下に宛先を書きます。
- 名前
敬称(Mr. 、Ms. など)、名前、姓の順
- 住所
番地、町名、市名、州名、郵便番号、国名の順
国際郵便であることがわかるように、国名はすべて大文字で書き、下線を引くと分かりやすくて良いでしょう。
差出人の書き方は?
エアメールの差出人は、4分割にした左側の上部より左中央までのスペースにやや小さめに書きます。
- 名前
名前、姓の順
- 住所
番地、町名、市名、州名、郵便番号、国名の順
封筒に記載がない場合は、住所の下に「BY AIR MAIL」と赤字で記載します。
国際郵便におすすめのペンの選び方
国際郵便は誰が見ても見やすく、わかりやすく書くことが大切です。そのため程よい線の太さとはっきり文字が見えるインクのペンを選ぶと良いでしょう。太すぎるペンは文字が折り重なってしまい、文字が見づらくなることも考えられます。一方で細すぎるペンで書いてしまうと文字が読みづらくなってしまいます。
そこでおすすめなのが『クリッカート』です。クリッカートは線の太さが0.6mmで、小さい文字でも見やすく存在感を感じるほどよい太さの文字がかけます。また、インクの発色が良いのでくっきりと文字を見せることができます。ノック式なので、キャップを外す手間がなくサッとかけるのも魅力です。
国際郵便をキレイに書くコツ
アルファベットと数字の文字の大きさを揃えて書くことが、国際郵便をキレイに書くコツのひとつです。
文字をまっすぐ書く直立体と、斜めに書く斜体を混ぜないよう、どちらかに統一して書きましょう。
斜体で書くときは、文字の傾きが同じ位になるよう意識してください。文字のつなげて書く部分や開けて書く部分を、正しく丁寧に書くとより整って見えます。
キレイにアルファベットや数字を書くコツをおさえると、国際郵便以外にもさまざまな場面で多用できます。
おとなのための手書きコラム
手紙の内容や、封筒によって使うペンを使い分けるのも宛名書きを美しくみせるポイントです。友人などへ、気軽に出す手紙なら、サインペンで書くとポップな印象になり、本文には多彩な色も使えてより親しみを感じます。
エアメールの場合、英字を書くなら、なめらかでさらさらとした書き味のジェルボールペンがおすすめです。線の太さも選べるので、太くしっかり書きたい場合はボール径1.0ミリのものを、字数が多くて書くスペースがせまい場合は0.3ミリや0.4ミリのものを選ぶとよいでしょう。