商品開発部門
2010年
商品開発部
就活時の方針やゼブラに入社を決めた理由を教えてください。
大学では人が商品を使用する際の心身の反応を計測し、ものづくりに活かす研究を行っていたので、メーカー中心に就職活動を行いました。ゼブラの採用ホームページで筆記具の書き心地や握り心地に関する基礎研究の内容を見て、自分が学んできたことが活かせそうだと思ったことが応募のきっかけです。説明会に参加して話を聞いていく中で、筆記具は子どもからお年寄りまでたくさんの方々が使用する身近な商品だということに改めて気づきました。また、日本製の筆記具は海外市場でも評価が高いということを知り、自分が作った商品を世界中に届けることができるかもしれないと思い入社を決めました。
現在、担当しているお仕事の内容を、簡単にご紹介ください。
主に海外向けの商品開発を行っています。出張やweb調査から海外の市場/競合/ユーザーの情報を収集・分析し、新商品の戦略・企画を立案します。海外現地法人の方々とのオンライン会議で現況や要望を伺いながら企画をブラッシュアップしていきます。ものづくりのフェーズではデザイナーや新しいインクや機構を作る研究部の方々と一緒にアイデアを形にしていきます。新商品を発売するまで様々な部署と連携を取りながら全体の旗振り役となり、プロジェクトを推進していきます。
あなたの職種ならではの、やりがいを感じる瞬間や、感じた際のエピソードがあれば教えてください。
考えた企画を会社として進めていくには、多くのステップをクリアしながら進めていかなくてはなりません。「千三つ(せんみつ)」という言う言葉があるのですが、1000種類の新商品を出しても3つしか生き残らないことを意味します。途中で課題を解決できず中止になる企画もあります。悔しい思いをすることもありますが、その分商品を発売でききて目標通りに売れた時は何に増しても得がたい喜びを感じます。筆記具は子どもからお年寄りまで多くの方々に使用して頂けますし、日本の筆記具は海外の店頭にもたくさん並んでいます。生活の中の身近な商品なので、自分が携わった商品を使っている人を直接見る機会が多いこと、SNSを通じて世界中のユーザーからコメントしてもらえることは、筆記具の商品開発ならではのやりがいだと思います。
あなたの職種ではどのようなスキルやマインドが求められると思いますか?
お客様の視点で商品を考えていくために、消費者・生活者に対する関心の強さや世の中の変化に対する興味や好奇心があることが大切だと思います。また、難しい局面で正しい意思決定をするための論理的な思考力やプロジェクトを成功に向かって牽引していくリーダーシップも求められます。業務の幅が広いため様々なスキルやマインドが求められるのですが、大切なことは自分の特徴を知り、強みを見つけ、磨き、伸ばしながら仕事をしていくことだと思います。
「ゼブラって働きやすいな」と思ったエピソードがあれば教えてください。
ゼブラは人当たりの良い人が多いと思います。新入社員の頃は右も左も分からず、たくさんの仕事を覚えないといけないのですが、忙しそうなベテランの社員にはなかなか声が掛けにくく躊躇してしまうこともありました。しかし、話を聞きに行くと快く丁寧に教えてくれる方が多く、困ったことがあったらすぐ相談し効率よく知識を吸収することができました。「よく来るなー」と苦笑いされることもありましたが、コミュニケーションで困ることが少なく働きやすい会社だと思います。
仕事における今後の目標を教えてください。
筆記具を通じて一人でも多くのお客様の発想や創造の役に立つ商品を生み出したいと考えています。筆記具は国によっては黒以外の色がメインで使用されていたり、小学生から万年筆やボールペンでノートを書いたりと使われ方が異なります。日本製の筆記具は品質の高さから海外でも評価が高いのですが、今後はさらに海外の方々の使用シーンやきめ細やかなニーズに応える新商品を生み出し、ゼブラの筆記具を世界中に広めていきたいと思います。また、若手のメンバーが楽しく新商品を開発し、良い結果と成長に繋がるようなサポートをしていきたいと考えています。
1日のスケジュール
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06:30
起床
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08:55
出社
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09:00
1日のタスク確認
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10:00
チームミーティング
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11:00
担当商品の進捗確認ミーティング
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12:00
昼食
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13:00
海外現地法人とのオンライン会議
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15:00
デザイナー/設計の担当者と試作品を確認
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16:00
調査データの集計/分析
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17:00
新商品の提案資料作成
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19:00
退社
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20:00
夕食
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24:00
就寝