ゼブラ史上最も長い先端パイプで、書いている文字の見える範囲が従来品より1.5倍広い
のぞき込まなくても書きやすく、美しい書き姿へ※1
シャープペン「リント」10月28日発売

ゼブラ株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:石川 太郎)は、書いている文字が見えやすいシャープペン「リント」を、2024年10月28日(月)より全国文具取扱店にて発売します。

『リント』 価格:495円(税抜:450円)シャープペン 芯径:0.3/0.5㎜ 消しゴム:ゼブラGタイプ
写真左0.3mm軸色:(左から)リントラベンダー、エアリーブルー、ミントグリーン、ナイトネイビー、ホワイト
写真右0.5mm軸色:(左から)リントラベンダー、スカイブルー、ホワイト、ビリジアン、ブラック
商品名の由来=書き姿の美しさからくる「凛とした」より

従来のシャープペンは、先端のパイプの長さや形状によって、書いている文字が隠れて見えにくく、のぞき込んでしまうことがありました。そこでゼブラは、書いている文字の見えやすさは「美しい書き姿」に繋がるのではという点に着目し、先端のパイプを長くする「リントシステム」を搭載したシャープペン「リント」を開発しました。パイプを長くすることで文字が見えやすく、のぞき込まなくても書けるようになり、美しい文字が書ける事が期待されます。

今回発売される商品に搭載された「リントシステム」の特長

(1)1回ノックすると先端のパイプがスライドして出てきて、パイプの長さがノックする前と比較し約2倍以上になり、ゼブラ史上最も長いパイプになります。
(2)パイプが長いため、従来品と比較して書いている文字の視認範囲※2が1.5倍広くなり、見えやすくなっています。
(3)使用していない時はパイプを収納できるパイプスライド式となっていて、持ち運び時にパイプが折れたり曲がったりする不安を解消しました。

先端パイプの長さがノックする前と比較し2倍以上に伸びる

当社従来品と比較して視認範囲が1.5倍広い

従来品はのぞき込んでしまう

リントはのぞき込まずに書くことができる

持ち運び時にはパイプを収納できる

※1本商品は先端視認性が良く、理想的な筆記姿勢でも書いている文字が見えやすいため、美しい書き姿になることが期待されます。ただし、良好な先端視認性から良好な筆記姿勢が導かれるか否かは個人差があります。
詳しくはこちらから https://www.zebra.co.jp/pro/detail/rint/

美しい書き姿に向かうためのデザインのこだわり

(1)見える範囲を広げるペン先の形状
ペン先はパイプに向かって細くなるカーブした形状にし、文字が隠れる範囲を極力減らしました。
(2)持つところは指になじむようにカーブした形状
本体の持つところの部分は先端に向かって少しずつ太くなる形状にし、長時間使用しても指の位置が下がりにくく、文字が見えやすい位置をキープしやすくしました。
(3)光の反射を抑えるペン先の色と質感
ペン先の部分はダークカラーのマット仕上げにすることで光の反射を極力抑え、書いている文字が見やすい工夫を施しました。
(4)凛としたデザイン
デザインは凛とした佇まいのあるシンプルな形状、マットな質感、落ち着いたトーンのボディカラーを採用しました。

パイプに向かって細くなる形状で書いている文字が見えやすい

指になじむカーブした形状で、文字が見えやすい握り位置をキープ

開発秘話

この商品の開発のきっかけは、社内でパイプの長さが違うシャープペンを書き比べる機会があり、その際にパイプの短いシャープペンの方が体を傾けて書いている人が多いことに気が付いたことでした。ゼブラの調査によると、日常的に自宅・学校以外のカフェなど周りの人から見られる環境で勉強をしている学生は54%にのぼり、自宅・学校だけで勉強する学生に比べて「美しい書き姿」で書ける商品コンセプトに対して高い評価をつけました。その結果からも書いている文字が見えやすいシャープペンのニーズがあると考え、開発を進めました。

※2:書いている文字の視認範囲について

条件:筆記時の視認範囲を数値化し、リントと従来品で比較。
1.    リント・当社従来品ともに芯が出ていない状態から2ノックした状態を比較。
2.    筆記時のペンを立てる角度を60度、ペン先と目線の角度を45度と想定し、ペン先を撮影。
3.    一般的な7mm罫線のノートに5mm四方の文字を書く事を想定して5mm角に画像をトリミング。
4.    ペン先で隠さない面積÷25㎟の面積を算出し、数値が大きい方を視認性が良いと定義づけ。
5.    上記の条件でリントの視認範囲が64.3%、従来品の視認範囲が41.6%と算出した。

パッケージデザイン