クッション効果で、極細ペンに起こっていたガリガリ感を軽減。ペン上部にスプリングを加えた独自機構搭載のジェルボールペン『サラサナノ 0.38』 12月4日(月)発売
ゼブラ株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:石川 太郎)は、独自機構を搭載した極細ジェルボールペン『サラサナノ0.38』を、2023年12月4日(月)より、全国文具取扱店にて発売します。
『サラサナノ 0.38』 価格:¥220(税抜価格¥200) ジェルボールペン 水性顔料・耐水性 ボール径:0.38㎜ インク色:全5色(写真左から)黒、青、赤、ピンク、オレンジ
替芯:JF-0.38芯(黒・青・赤のみ) 替芯価格:¥88(税抜価格¥80)
ボールペンには、線幅の太さによってさまざまなボール径がありますが、近年、手帳の小型化などが背景となり、極細タイプのボールペンの人気が高まっています。当社の主力のジェルボールペン「サラサクリップ」でも0.3~0.4㎜のボール径が売上の約3割を占めています。しかし極細タイプのボールペンは、小さいペン先に筆圧が集中し、紙にペン先がめり込んで筆記時にガリガリするという課題がありました。
この『サラサナノ 0.38』は、ペンの上部に搭載したスプリングが伸縮してクッション効果を果たすことで、従来品と比べてガリガリ感を軽減しました。その結果インクが安定して出て、くっきりときれいな線で書くことができます。今回発売する0.38㎜は、手帳やノートにきれいに書きたいときに人気のボール径であり、手帳やノートを新調することが多い年末年始に合わせて発売します。
また新規の替芯である「JF-0.38芯」も同時に発売します。
特長
ペンの上部にスプリングを加えた機構を採用しました。筆圧に応じて中芯を上下に動くようにしたことで、筆記時のガリガリ感がクッション効果で軽減され、インクが安定して出るようになりました。極細ペンでもさらさらとした書き心地で、くっきりキレイな線を書くことができます。
開発秘話:折れないシャープペンがヒントに
ジェルボールペンは軽い書き心地が特長ですが、極細タイプは筆記時にガリガリしやすく課題となっていました。しかし、インクやペン先を見直してもうまくいかず、開発に苦労していました。そんな時にヒントになったのは、ゼブラの折れないシャープペン「デルガード」の機構でした。「デルガード」は力が加わった時に芯が折れるのを防ぐため、軸に内蔵されたスプリングが作動し芯をガードします。それを見て、極細タイプのジェルボールペンにもスプリングを加えたら、ガリガリ感を軽減できるのではないかと「サラサナノ」の開発者がひらめき、現在の機構につながりました。
また「サラサナノ」は、筆記を安定させるために、先端部分を金属製にしています。金属の重さとスプリングの強さのバランスも試作を繰り返し、書きやすさを追求しました。
折れないシャープペン「デルガード」をはじめ、国内初の回転式多機能ペン「シャーボ」など機構の開発が得意なゼブラらしい解決方法で、筆記時のガリガリ感を軽減した商品です。
ペン上部の部品にスプリングを加えた
折れないシャープペン「デルガード」
クッション効果によりガリガリ感を軽減した商品
「サラサナノ 0.3」(2021年11月発売)―累計販売本数100万本以上(2022 年9 月時点 ゼブラ出荷実績)
トレンド:極細タイプのボールペン人気が高まっています。
仕事する場所が多様化したことで小さな手帳が好まれていることや、手帳に細かく書き込んでキレイに仕上げたものをSNSで紹介する人が増えていることなどから、極細タイプのボールペン人気が高まっています。
サラサシリーズとは
さらさらとした軽い書き心地と、濃くあざやかな発色が特長のジェルボールペンシリーズです。代表的な「サラサクリップ」は、2023年に発売20周年を迎え、累計販売本数10億本(2022年3月時点ゼブラ出荷実績)を突破し、11年連続売上No.1(※)と人気が高い商品です。
またサラサ公式インスタグラムアカウントを開設し、
サラサシリーズのカラフルで楽しい使い方を発信しています。
代表商品「サラサクリップ」
サラサ公式インスタグラムアカウント
https://www.instagram.com/sarasa_jp_official/
※ 日経POSサービス 2012年1月~2022年12月文具市場(ジェルボールペン)各年間累計販売本数より。全国GMS/SM/CVS/DRG計